楽曲解説 -ナ行-
邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。
名古屋帯(ナゴヤオビ)
地歌筝曲、作曲は山本喜一、三弦2上りとして尾形検校が改作、歌詞は嵐三右ェ門。
合うて立つ名が 立つ名のうちか
あわで焦がれて 立つ名こそ
実(まこと)立つ名の うちなれや
中に隔ての 襖(ふすま)
あるに憂いなき 捨て小舟
思や世界の 男の心
わしは白波 現(うつつ)なき
秋の寝覚めの その睦言を
思い出すほど 愛しさの
ぞっと身も世も あられうものか
しめて名護屋の 二重帯(ふたえおび) 三重廻る
深山 鶯 鳴き音に細る
我は君ゆえ 焦がれて細る
ああ浮世を昔 忍ぶ恋衣
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