楽曲解説 -ラ・ワ・ン行-
邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。
練習曲 / (レンシュウキョク)
第一番・第二番・第三番
都山流の本曲、尺八二重奏曲。1938年に初代中尾都山(ナカオトザン)によって作曲された曲で、第1~3番までの3曲連番の曲。練習曲という名から「簡単でつまらない」といったイメージを持ってしまいそうだが、非常にいい曲で吹くのも聴くのも面白い。
第一番は、四分音符・八分音符中心でありながら、ツの大メリ・チのメリ・カラカラなどの技巧的な部分も少しだけ入れられているなど、初級者に丁度良い練習になっており、2・3番に行くにつれ手も細かくなり、ついには独奏まで用意されている。
参考音源:都山流 練習曲第一番(提供:鶴田馨山氏、公開曲リスト)
参考音源:都山流 練習曲第二番(提供:鶴田馨山氏)
参考音源:都山流 練習曲第三番(提供:鶴田馨山氏)
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