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尺八修理工房幻海 『 生きる尺八 』

虚無僧尺八 一尺八寸管(D管、皮剥ぎ籐巻き拵え)

一尺八寸管の虚無僧尺八イメージ画像01 尺八修理工房幻海 歌口は象牙で細めの明暗型。管内は赤漆だが、根来塗り風になっており、使い込めば下地の黒漆が出てくるような作りになっている。竹の表面は近藤宗悦管にならって、皮を剥ぎ、籐巻きで全体に渡り化粧巻きを施している。音色は澄んでおり、音量も十分にある。

 江戸時代頃の京都明暗寺で使用されていた尺八は、現在一般的に出回っている地無し尺八とは、製法や構造の点からまったく異なるものである。その製法は、林虎月や三代目俣野真龍が亡くなった時に残念ながら全て失われてしまった。しかし、その製管技法を古鏡や俣野真龍、近藤宗悦らの尺八を多数見てきた経験から復活させようと、数多の製作と試行錯誤を繰り返し、やっとのことでたどり着いた成果。満足のいく結果が得られたと思う(現在、古管との音色やレントゲン撮影による比較を進行中)。

尺八 -イメージギャラリー-

一尺八寸管の虚無僧尺八イメージ画像02 尺八修理工房幻海 一尺八寸管の虚無僧尺八イメージ画像03 尺八修理工房幻海 一尺八寸管の虚無僧尺八イメージ画像04 尺八修理工房幻海

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