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楽曲解説 -サ行-

 邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。

庄内おばこ(ショウナイオバコ)/

 山形県北西部の庄内地方に伝わる民謡。おばこ節は、農閑期の正月などに獅子舞などを門付する出稼ぎの芸人が歌い始め、それがのちに同地方の酒宴の席などで唄われるようになったという。庄内おばこの原曲は、同県の村山地方にあった村山おばこ(昔おばこ)で、それを庄内の民謡研究者の縄野桃山が庄内地方に広め、土着したという。
 おばこは、若い年頃の女性や未婚の女性を現す方言、おぼこが訛ったものだと思われる。合いの手であるコバエテの意味は不明。

おばこ来るかやと
(ハァ コリャコリャ)
田んぼの外れ(はんずれ)まで 出てみたば
(コバエテ コバエテ)
おばこも来もせで
(ハァ コリャコリャ)
用のない 煙草売りなど ふれて来る
(コバエテ コバエテ)

おばこ居たかやと
(ハァ コリャコリャ)
裏の桟窓(さんまど)から覗いたば
(コバエテ コバエテ)
おばこも居もせで
(ハァ コリャコリャ)
用のない 婆さまなど 糸車
(コバエテ コバエテ)

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