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楽曲解説 -ヤ行-

 邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。

米山甚句(ヨネヤマジンク)

 新潟県の民謡で甚句・座敷唄の一つ。柏崎市と上越市の境にある米山(越後富士)周辺を中心に唄われていたもの。由来は、日本三薬師の一つであるこの米山にある米山薬師からとも、江戸時代ごろの同地方出身の米山という力士が甚句を得意としていたからだとも云われている。米山薬師は、雨乞いや五穀豊穣にご利益があるとされ、古くから信仰を集めていたという。
 明治以降に座敷歌として全国的に広まり、甚句の中でも傑作といわれる。甚句とは、日本に伝わる民謡の形式の一つで、「7・7・7・5」あるいは「5・7・7・7・5」といった繰り返される詩の形をとったもののことをいう

行こうか 詣(まい)らんしょか
米山の薬師
一つ身のため ササ主のため

黄楊(つげ)の横櫛 伊達にはささぬ
切れし前髪の
ササ留めにさす

主のためなら 米山さまへ
はだし詣りも
ササいとやせぬ

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