楽曲解説 -タ行-
邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。
大和楽(ダイワガク)
尺八本曲、神如道生曲。神如道が昭和16年に作った。曲名は、「礼は天地の序なり、楽は天地の和なり」という古教によっている。曲全体に渡って虚吹で吹かれ、自然と一体化するかのような雰囲気がある。神如道師によれば、この曲は初心者に必要な音譜や技法が多数用いられていると同時に最後の奏法を会得する為の指針でもある、といっている。
生曲(しょうきょく)とは、神如道の造語で作曲とはことなり自然と生じたという意、「よい音楽とは単に個人の作為によって出来るものではない。宇宙の造化の営みが、仮に一人の人間を通じて発現するものであるから、曲を作るのではなく、曲が生まれるのだ」という考えに基づく。
その他のタ行の楽曲
太乙 太平楽 太平萬歳楽 対話五題 大和楽 大菩薩 高雄山 滝落ノ曲 滝尽し たぬき 打波曲/打鼓 竜の宮姫 玉川 手向 陀羅尼 筑紫の海 筑紫鈴慕 竹雪の曲 竹生島(生田流) 竹生島(山田流) 竹籟五章 稚児桜 千里の梅の曲 千鳥の曲 千代の鶯 蝶の夢 竹調べ 茶音頭 長恨歌 調子 月の曲 對馬楽 つつじ 椿尽 摘草 鶴亀 鶴亀の曲 鶴の声 鶴の巣籠 鶴の巣籠(地歌) 手解鈴法 遠砧 通里 融 出口の柳 常世の曲 利根の舟唄 鳥追