楽曲解説 -タ行-
邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。
対話五題(タイワゴダイ)
尺八の現代本曲。初代・酒井竹保(サカイタケホ、竹翁)の古典本曲の演奏を聴き、それに刺激を受けた諸井誠が1965年に作曲。前年に書かれた竹籟五章の作曲中には、すでに構想としてあったという。初演は、2代目酒井竹保と松道の兄弟による。
1尺8寸と2尺4寸、長短2本の尺八による合奏曲で、伝統的奏法を前衛的な音楽として完全に取り込んでいる。楽譜も電子音楽・図形楽譜のような手法がとられ、それほど細かく表現が指定されているわけではなく、演奏者の裁量に委ねられるところも多い。
その他のタ行の楽曲
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