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楽曲解説 -ハ行-

 邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。

比翼の蝶(ヒヨクノチョウ)

 都山流の本曲、2部合奏曲。大正13年(1924年)4月に都山流の森川龍山が作曲。1部(雄蝶)と2部(雌蝶)からなる合奏曲で、それぞれの掛け合いになっている明るい曲。
 昭和天皇(当時、皇太子)の御成婚を寿ぎ、比翼連理の瑞兆を祈りつつ、長閑な春の訪れを表現した祝賀曲。
 題名の比翼とは、本来「比翼連理(ヒヨクレンリ)」という使われ方をし、男女の情愛の仲睦まじい事の例え。比翼の鳥は、雌雄それぞれ目と翼が一つずつで、常に一体となってお互いを補いながら飛ぶという想像上の鳥。連理の枝は、根元は別々の二本の木の幹や枝が途中でくっついて、1つに連なったもの。祝言などに「空にあっては比翼の鳥、地にあっては連理の枝のように末永く、仲良くお過ごしください」などと使われる。

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