楽曲解説 -カ行-
尺八様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。
九州炭坑節（キュウシュウタンコウブシ）
福岡県の民謡。日露戦争後に流行したラッパ節などをもとに福岡県田川市にある三井田川炭鉱の選炭夫（主に女性労働者）が単調な仕事の気晴らしに唄い出した「伊田場打選炭唄（選炭節）」であったものを、のちに編曲してレコード化されることで全国的に広まったという。今では、盆踊りなどの定番として親しまれている。
月が出た出た 月が出た
（ヨイヨイ）
三池炭坑（うちのお山）の 上に出た
あんまり煙突が 高いので
さぞやお月さん 煙たかろ
（サノヨイヨイ）
一山 ニ山 三山越え
（ヨイヨイ）
奥に咲いたる 八重椿
なんぼ色よく 咲いたとて
様ちゃんが通わにゃ 仇の花
（サノヨイヨイ）
土竜（もぐら）日の目は 苦手だが
（ヨイヨイ）
山のおいらは 粋なもの
式を出るのを 待ちかねて
かわいいあの子が 袖を引く
（サノヨイヨイ）
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