楽曲解説 -カ行-
邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。
寒砧(カンギヌタ)
都山(トザン)流の本曲。1924年の晩秋に第一尺八を大橋鴻山(オオハシコウザン)が第二尺八を初代中尾都山(ナカオトザン)が作曲。2管の尺八で対話風の作りになっている。晩秋の山里の深々とした静寂、夜の寒風と谷間の沢のせせらぎ、静寂に響く乙女の唄と砧の音を三段構成で表現している。尺八以外にも邦楽には砧を題材にしたものが多い。
その他のカ行の楽曲
海棠 楓の花 覚睡鈴 神楽初 影法師 鹿児島浜節 かざしの雪 楫枕 桂男 門付 門開 通う神 唐衣 刈干切唄 蛙 寒砧 寒月 観月曲 巌上の松 感心ヂ 菊水 菊の露 岸の柳 北国鈴慕 狐火 砧巣籠 九州炭坑節 九州鈴慕 清姫 京鈴慕 桐壺 琴三虚霊 銀世界 吟竜虚空 虚鈴 恭敬之御曲 供養之御曲 雲井獅子 雲井調 雲の峰 鞍馬山 黒髪 黒田節 芥子の花 玄如節 慷月調 虎嘯虚空 小鍛冶 木枯 虚空 小督の曲 湖上の月 五常楽 五常千秋楽 御所車 小簾の戸 五段砧 小蝶曲 雁音柱の曲 コスモス 寿競べ 寿調 小諸馬子唄 五郎時致 転菅掻 狐会 金剛石