Top -トップ->Study -尺八の考察->-楽曲解説->-寒月-

楽曲解説 -カ行-

 邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。

寒月(カンゲツ)

都山流本曲。初代中尾都山が明治44年2月に作曲したとされる。
「寒月梅花を照らす」の勅題にちなんで作られた曲で、肌を刺す厳しさと対照的に春を告げる梅一輪の暖かさを描くものとの説明が楽譜末尾に示されている。寒月の凍てつく冷たい光を甲音で現し、春の訪れを告げる柔らかな梅の花を乙音で表現している。
3部形式で1部と2部は独奏、3部は合奏と別の曲かのような感がする。独奏曲として1+2部で演奏されることが多い。いかに甲音を美しく、冷たい光として表現できるかがこの曲のポイントである。季節は初春。

その他のカ行の楽曲

海棠 楓の花 覚睡鈴 神楽初 影法師 鹿児島浜節 かざしの雪 楫枕 桂男 門付 門開 通う神 唐衣 刈干切唄  寒砧 寒月 観月曲 巌上の松 感心ヂ 菊水 菊の露 岸の柳 北国鈴慕 狐火 砧巣籠 九州炭坑節 九州鈴慕 清姫 京鈴慕 桐壺 琴三虚霊 銀世界 吟竜虚空 虚鈴 恭敬之御曲 供養之御曲 雲井獅子 雲井調 雲の峰 鞍馬山 黒髪 黒田節 芥子の花 玄如節 慷月調 虎嘯虚空 小鍛冶 木枯 虚空 小督の曲 湖上の月 五常楽 五常千秋楽 御所車 小簾の戸 五段砧 小蝶曲 雁音柱の曲 コスモス 寿競べ 寿調 小諸馬子唄 五郎時致 転菅掻 狐会 金剛石

尺八製管・販売、その他周辺アイテムなど、尺八修理工房幻海

文字サイズ拡大

観づらい場合の文字サイズ
拡大方法はコチラから

尺八に問題が?

練習してるのに・・・
どうも吹きにくい

修理・お見積りのお問い合せ、尺八修理工房幻海

 毎日、尺八を練習しているのにどうも上手く音が鳴らない、鳴り辛い・・・もしかしたら、尺八に問題があるのかもしれません。そんな時はプロに相談。あなたの尺八に問題がないか調べます。お問合せへ

尺八を始めよう!

各地の稽古場・
 教授者の紹介