楽曲解説 -ナ行-
邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。
南部木挽唄(ナンブコビキウタ)
岩手県に伝わる民謡で、木挽き唄(山子唄)の一つ。岩手県遠野地方の渡りの木挽き職人(木を切り倒す出稼ぎの職人)たちが、のこぎりを動かすリズムに合わせて歌っていたという。山に携わる仕事にかかわるものが歌ったことから別に山子唄と呼ばれることも。
ハァー 木挽きいたよだ
ハァー あの沢奥にヨ
(ハァー ゴスリン)
ハァー 今朝もやすりの
オヤサハァ 音がするヨ
(ハァー ゴスリン ゴスリン)
ハァー 何の因果で
ハァー 木挽きに惚れたヨ
(ハァー ゴスリン)
ハァー 木挽きや半年
オヤサハァ 山暮らしヨ
(ハァー ゴスリン ゴスリン)
ハァー 大工さんより
ハァー 木挽きが憎いヨ
(ハァー ゴスリン)
ハァー 仲の良いとこ
オヤサハァ 引き分けるヨ
(ハァー ゴスリン ゴスリン)
ハァー 親方金貸せ
ハァー 鋸の目が欠けたヨ
(ハァー ゴスリン)
ハァー 鋸は嘘だよ
オヤサハァ 逢いに行くヨ
(ハァー ゴスリン ゴスリン)
ハァー わたしゃ南部の
ハァー 奥山育ちヨ
(ハァー ゴスリン)
ハァー 朝は早よから
オヤサハァ 木挽き唄ヨ
(ハァー ゴスリン ゴスリン)
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