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練習法・吹き方

幻海お知らせブログの方で過去に紹介した、尺八のさまざまな吹き方や練習法を少しまとめていきたいと思います。初心者にもできるだけ解りやすく、経験者にとっては目から鱗な上達法。ほんのちょっとの練習の仕方だけで、どんどん尺八が上手くなります。

まるごと尺八の本 葛山幻海著 青弓社
☆ Amazon ベストセラー商品ランギング 「まるごと尺八の本」 ☆
カテゴリ 本:6716位
カテゴリ 日本の伝統文化>邦楽・民謡:1位
カテゴリ 音楽>J-pop・日本の音楽:25位

まるごと尺八の本 正誤表

 できるだけ誤字や脱字などがないように気をつけてはいたのですが、やはりありました。下記から正誤表を一覧にして公開していますので、お手数ですが印刷して本に挿むか、書き込み訂正をよろしくお願いします。

>>>まるごと尺八の本 正誤表・訂正文

まるごと尺八の本 付録:竹音の調

 「まるごと尺八の本」内、第3章に付録している楽器の良否を判断する為の楽譜(竹調べ)の参考音源です。
 楽器の鳴りや音律の良し悪しを判断する際に、一音一音確認していてはどうにもスマートではありませんよね。そんな時に曲を吹くように確認する為の竹調べです。終止形(曲の終り方)が、その曲で完結する完全終止(例えば、基音であるロに戻るような)ではなく、次へと旋律が続けやすい終止にしていますので、スムーズに別の曲に移ることができます。
 都山流の記譜法を元にしていますが、それほど拍節を意識しない自由リズム。一部には琴古流の手があり、古典本曲風の手ありと様々な要素を含んでいます。
 後半のロのメリの部分などはナヤシを入れてもいいですね。それと、フラの部分は動画では2孔を動かしていますが、1孔でするほうが音の変化が面白いかもしれません。このフラは、一息でもいいですし、カンニングブレスというより間を入れても面白いです。大甲のレは、替え指で行なってもいいですね。琴古の人にとっては、フラやリンといった慣れない指使いがありますし、都山の人にとっては二四五のハやハラロなど慣れない指使いがあるという、なかなかいやらしい、それほど難しいワケではありませんが、練習しがいのある曲となっています。
 良い楽器・悪い楽器の判断するべきポイントや確認方法については、書籍に記述していますので、そちらをご覧ください。

 
参考音源:竹音の調

【まるごと尺八の本/葛山幻海 著、青弓社】
2014年9月25日より絶賛発売中、(一部の大型書店でも販売)
青弓社の紹介ページ:
http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-7360-4

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