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練習法・吹き方

幻海お知らせブログの方で過去に紹介した、尺八のさまざまな吹き方や練習法を少しまとめていきたいと思います。初心者にもできるだけ解りやすく、経験者にとっては目から鱗な上達法。ほんのちょっとの練習の仕方だけで、どんどん尺八が上手くなります。

尺八が吹けるようになるまでの段階を理解する

 尺八を始めた人の多くは「早く(曲を)吹けるようになりたい」という気持ちで一杯です。その気持ちは十分に理解できますが、その曲を吹けるようになるためには、何からするべきなのか、何ができなければならないのか、ということは想像以上に見落とされがちになっているように思います。
 いえ、見落とされるというよりは、目を背けているのかもしれません。これは習う・学ぶ方の気持ちの問題もあるかと思いますが、それ以上に教授する側が上手くブレーキをかけてやる必要がある、示してやる必要があることのように思います。
 基本的な練習というのはつまらないものですし、教わる側、教える側、双方にとっても長く苦しいものです。「曲を吹きながら~」という意見もあるかと思いますが、その方法では基本が定まりません。実際、その曲だけは吹けても他の曲に移ると自分一人では吹けない、という方が実に多くいます。それでは、あまりにも身についておらず、応用力が無さすぎます。できれば、自ら好きな曲を吹けるように、楽しめるようになってもらうこと、それこそ教授者の努めでしょう。単に鳴らしているのと吹いているのでは違いますし、さらには奏でなくてはならないのですから。
 まずはステップ1~2程度はじっくりとやるべきではないでしょうか。ステップ2まで吹けるようになれば、曲と並行しながら進めていくのも効果的だと思います。ただ、それでもステップ1~3の練習を終了するのではなく、常に練習に組み入れるようにするほうがいいでしょう。

ステップ1:
当たり前に音を出せる、指孔と音名を覚える、乙甲を吹き分けられる、打つ・押すなどができる、基本的な楽譜の見方を覚える

ステップ2:
メリカリを使い分けられる、スリ上げ・カザシなどができる、少し早い指使いもできる、大甲を鳴らせる(常用のもののみ)、横ユリができる、拍節を知る

ステップ3:
音に強弱をつけられる、特殊技法(コロコロ、カラカラ、もみ手など)ができる

 上記のステップは非常に当たり前のことなのですが、これを行動方針とすれば、教えることも、学ぶ側が上達することもしやすいのではないでしょうか。教授者の方には、できれば生徒に上手くなってもらうこと、また独り立ちできるように十分に基礎を教えることを心がけていただけたらと思います。
 それと目の前でお手本を見せることも大切です。それを表した先人の言葉を一つ、
 してみせて 言って聞かせて させてみる(上杉鷹山)

 こちらの記事をはじめ、尺八の練習方法や管理の仕方などについて、詳しくは「まるごと尺八の本(葛山幻海 著)/¥1600」に記載しています。よかったらそちらも参考になさってください。

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