楽曲解説 -ヤ行-
邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。
夢路(ユメジ)
都山(トザン)流の本曲、独奏曲。1933年に金森高山(カナモリコウザン)が作曲した。基本は独奏曲であるが、尺八や玲琴(レイキン、大胡弓)、チェロを伴奏とする場合もある。
玲琴(大胡弓)とは、胡弓を元に音楽学者である田辺尚雄(タナベタダオ)が新しく考案した楽器で、胡弓よりも低音を奏することができる。胡弓をヴァイオリンとするなら、玲琴はチェロのようなもの。余談だが、昨今では楽器自体よりも奏する為の弓を作る職人がいなくなり、入手が困難になっている。
その他のヤ行の楽曲
八島 八千代 八千代獅子 八千代獅子変奏曲 山越 山桜 大和調子 倭鈴慕 八重垣 八重衣 山姥 夕顔 夕暮之曲 夕空 夕月 夕凪 夕の雲 ゆかりの月 雪 雪の花 夢路 熊野 横槌 米山甚句 夜々の星 善哉 四段砧 四つの民 淀川三十石船舟唄 呼び竹・受け竹 歓喜/よろこび 夜の海 夜の懐