楽曲解説 -マ行-
邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。
紅葉(モミジ)
都山流の本曲として1929年(昭和4年)の秋に初世中尾都山が作曲した。紅葉の名所で京都洛西の高雄で錦織りに彩られ山々の景色を周遊して作曲した標題音楽である。
尺八二管での合奏曲で、それぞれに独奏部あり、カノン形式あり、5/8拍子ありと変化に富む。「酔歩漫歩の表現」と作曲者自身が指示している。本曲に5拍子が取り入れられた最初の曲でもある。
参考音源:都山流 紅葉(提供:鶴田馨山氏、公開曲リスト)
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