楽曲解説 -カ行-
邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。
狐の嫁入幻想曲(キツネノヨメイリゲンソウキョク)
上田流の新本曲。上田芳憧による作曲。解説によると、葛原勾当の「狐の嫁入」を主題として、幻想行進風に作曲せしもの、とのこと。
6部からなっており、それぞれに「遠くかすかに」「梢近くに」「最近の如く」「俄かに遠方の如く」「俄かに近く」「漸次かすかに消える」といった指定がある。
「新本曲」とあるが、上田流の本曲と古典本曲とは一線を画すものであるのかもしれないいが、どのような分類別けなのかは不明。
その他のカ行の楽曲
海棠 楓の花 覚睡鈴 神楽初 影法師 鹿児島浜節 かざしの雪 楫枕 桂男 門付 門開 通う神 唐衣 刈干切唄 蛙 寒砧 寒月 観月曲 巌上の松 感心ヂ 菊水 菊の露 岸の柳 北国鈴慕 狐の嫁入幻想曲 狐火 砧巣籠 九州炭坑節 九州鈴慕 清姫 京鈴慕 桐壺 琴三虚霊 銀世界 吟竜虚空 虚鈴 恭敬之御曲 供養之御曲 雲井獅子 雲井調 雲の峰 鞍馬山 黒髪 黒田節 芥子の花 玄如節 慷月調 虎嘯虚空 小鍛冶 木枯 虚空 小督の曲 湖上の月 五常楽 五常千秋楽 御所車 小簾の戸 五段砧 小蝶曲 雁音柱の曲 コスモス 寿競べ 寿調 小諸馬子唄 五郎時致 転菅掻 狐会 金剛石