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楽曲解説 -ア行-

 邦楽の様々な楽曲の由来や解説などを知り、より演奏を楽しむ為の考察です。

お立ち酒(オタチザケ)

 宮城県大和町宮床で唄われていた民謡。婚礼などの祝儀の席で唄われた縁起の良い曲。
 嫁ぐ花嫁が離縁されて二度と実家に帰ってこないようにという願いを込めたもの。歌詞のくくみ酒は、その前の名残り惜しむにかかって「酒を酌み交わす」や「名残りで言葉がくぐもる(口ごもる)」といった意味ではないかと思われる。
 江戸時代ごろに都で流行った唄が地方に伝わり、宮城県のみに残ったのではないか、とも云われている。別名に立振舞酒とも。

おまえお立ちか お名残り惜しい
名残り情けの くくみ酒

またも来るから 身を大切に
流行風邪など 引かぬよに

今日は日もよし 天気もよいし
七福神も お酒盛り

めでたうれしや 思うこと叶うた
末は鶴亀 五葉の松

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